なぜか紐育
2008-01-31T15:55:12+09:00
nyk1404
ついにNY6年目・・。
Excite Blog
The Curious Incident of the Dog in the Night-time
http://nyk1404.exblog.jp/7380260/
2008-01-31T15:51:00+09:00
2008-01-31T15:55:12+09:00
2008-01-31T15:51:25+09:00
nyk1404
未分類
学校が始まる前に読みたい本がいっぱいあって、一冊ずつ制覇していったんですが、そのなかでもこの本はライフログ入りでした。
心理学のクラスでも教科書と並んでよく取り上げられるこの小説は、マーク・ハッドンというイギリスの絵本作家の処女作です。15歳の自閉症の少年が主人公で、この少年の日記のような形で物語が進みます。
向かいの家の飼い犬が、そこの庭である日園芸用熊手(フォーク)で突き刺され死んでいるのを発見した少年は、その犯人を探す「探偵」になり、その過程で意外な事実が発覚し、そこから少年の「冒険」も始まるというちょっと変わったプロットです。
自閉症が巷でよく知られているにもかかわらず、どういうものかあんまりよく知らなかったんですが、まず周りにこんなひとがいるとかなり大変なのはわかりました‥。
この少年は、そんな問題がありながら、実は数学の天才で、少年の語り口が全て理詰めでそこがまたおかしかったりして(ユーモアという意味で)、厄介と思われている行動パターンも、この少年の論理からいくと実はとてもシンプルなのがわかります。問題なのは彼が作り上げたルールが世間の論理とそぐわないことと、そのルールが「絶対」で、臨機応変がないことです。
これは自閉症の少年についての小説ですが、考えさせられたのは、世の中いろんなひとがいて、そこでじゃあ一体誰が「普通のひと」なんだろうか、ということです。そんなことを考えるとこれはとても人間愛に満ちたメッセージが込められた小説です。
ひとは誰もいろんな問題や弱点があって、好き嫌いもあるし、だからひとと衝突もするし、自分でルールだって作るし、それに沿わないことがあると気分も悪くなるし、この少年との違いと言えばその「程度」の問題です。
街角で、あるいは身近に「変なひと」がいると思ったら、そのひとなりの思考回路があるんだと納得できるだけの思考回路があれば、世の中もっと穏やかになるような気がします。その自分と違う思考回路を理解しようとすればもっと自分も穏やかになるような気がします。悪意がないとわかれば、ですけど。
物語とまったく関係ないような数学の知識や、少年の寄り道ばかりの語り口がありながら、最初から最後まで飽きずに読めるのは、彼の周りのひとたちのドラマがあり、ちょっと非現実的な小説でありながら、リアリティのあるドキュメンタリーのような印象があるからかもしれません。少年の父親の辛苦に涙したり、また至る所で笑いの要素が詰まっていて、電車の中で何度も吹き出してしまいました。
日本語でも「夜中に犬に起こった奇妙な事件」というタイトルで出ているみたいです。
オススメです。
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下を見るんじゃない。
http://nyk1404.exblog.jp/7318441/
2008-01-22T02:22:00+09:00
2008-01-22T02:36:21+09:00
2008-01-22T02:23:00+09:00
nyk1404
未分類
ということで、年が明けてまずしたことは、エンパイアステートビルに上ったことだったんですが、前日、つまり2日に、そのチケットを買いに行ったんです。なんせ、Aクラス観光スポットのエンパイアですから、チケットを買うのも一苦労。エンパイアステートビルの外まで続く長い列に並んで、1時間くらいかけてやっとチケットを買う感じです。エクスプレスパスを買うと、列を飛ばすことができるんですが、パスは$43!なんかちょっと馬鹿馬鹿しい。普通のチケットも$20するんですけど。
年が明けてずっと晴天続きだったので、長蛇の列を見越してまずチケットを買って、日を改めて上ろうということにしました。(結局、上るのもチケットのラインに並ばなくちゃいけなかったので大差なかったんですが‥。)
そこで、年明け早々かなり嫌な思いをしました。
エンパイアステートビルの半ブロックくらい外の列に並んだとき、私の後ろには5人くらいの観光客の家族連れが並んだんですが、そのときからなんか嫌な予感。お父さんと思われるおじさんや、ティーンの年頃の娘なんかが気づいてか気づかずか私のうしろにぶつかったりして、まったく、はしゃぎたい気持ちはわかるけど、マナーなってないなあと思ってたんです。
そして、中に入ったとき、エスカレーターの前で列が切られてしばらく待たされて、「はい、行っていいよ」と通されたとき、お父さんがすかさず私の前を突っ切って、私の前に並びました。
なんだこいつ。ムカつく。超ムカつく。
うしろの家族は私の後ろに残され、私はお父さんと他の家族に挟まれる形に。
次のセクションではロープがくねくねと張られていて、そのロープの通りに列が進むことになってたんですが、列が大幅に進んだところで、今度は残りの家族がロープをまたいで私を飛び越してお父さんの後ろに並んだんです。
え‥。
しかも娘や息子たちは「えっへへ〜 」みたいな顔して私の前を横切る。
私はひとりだったんで、ちょっと泣きそうでした。くやしくて。
こんなとき、大声出してスタッフを呼んだり、「ちょっとアンタ!」と諭すのも、長〜い列の中でまた面倒だし、とにかく黙って見過ごすしかなかったのです。
ひょこひょこついてきた父親や子供たちが何をしたか知らなそうなお母さんが家族の一番後ろについたので、なにげに「どちらからですか」と聞いたら、「スウェーデンからです」とにこやかに答えました。一気にスウェーデン人嫌いになりました。
お父さんの顔、最初見たときから気に入らなかったんですが、なんていうか、がっしりしてて、けっこう混んでる電車で2つ目の駅で降りるのに必死に席探すひとみたいな顔ですね。
何が悔しかったって、まず私という人間を、ゴミと扱ったことですね。
私はひとりだったし、背も低いし、待っている間ずっと本を読んでいて、「こんな奴ひとりくらい」と思われたのがひしひしと感じられて、ひとり対大勢で有無を言わせぬみたいな態度で、ブッシュ政権でした。
NYにいると、こういうことはけっこうあるんですが、いわゆるニューヨーカーはこういうことしません。日本では決して起こらないようなこんなことで、嫌な思いをすることはけっこうありますが、大概は「NYなんてどうでもいい」という移民や観光客、あるいはうちの近所のゲトー住民などと接するとこういうことがあります。
スウェーデン人がみんなこんな感じってわけではないですが、旅行に行った先でこういうことをすると、国のイメージ下がっちゃいますよね。マナーは言うまでもなくどこでも大事です。
しかしムカつく。
そして、次の日、今度はチケット売り場を過ぎたセクションでまた長い列に並んでいました。これは本当に長い列なんです‥。下から上まで。
そこはロープが張られた横に、スタッフが通る細い通路があって、あるとき後ろからアメリカ人の家族がそこを通って列を通り越して次のセクションに入りました。いかにも中西部から来ましたみたいなトレーナーにトレパン姿の母親が、子供たちに「ほら、こっちおいで」と。それをみんな横目で見て、私の前に並んでいた中国人の家族連れは、それまでわくわくにこにこ調だったのがそれを見て急に困惑顔になり、私はそれを見て胸が痛くなりました。前日の件があったので、「またかい‥」と私はあきらめモードだったんですが、その中国人ファミリーの困り顔がとっても悲しくて、またむらむらと怒りが。
みんなそれぞれ$20ものお金を払って、なかにはもう2度と見に来れないかもしれない最高の眺めを楽しみに長い長い列に並んで、わくわくしながら待っているのに、それを一気にぶちこわすような行為をする傍若無人さは、犯罪です。
私はちょうどそのとき、坂口安吾の「白痴」を読んでたんですが、戦時中の話で人間の「質」がどうだとか、、、トリップしちゃいました。「純潔に対する貞節」、守らないといけません。下を見てたんじゃだめなんですよ‥。
そして、ようやく83階に上り、ようやく下を見ることができました。
風もびゅーびゅー吹いて寒かったです。でもそれまでの疲れも$20も吹き飛ぶような景色に、気分も爽快。 クライスラービルと、その向こうにマンハッタンブリッジが見えます。イーストリバーの向こうはクイーンズ。
北の景色はミッドタウンで、セントラルパークが森のようです。
南の景色。フィフスアベニューが一直線に延びていて、23丁目の三角形の建物、フラットアイアンも見えます。
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夜明け前
http://nyk1404.exblog.jp/7313679/
2008-01-21T14:25:00+09:00
2008-01-22T01:12:31+09:00
2008-01-21T14:25:48+09:00
nyk1404
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年もすっかり明けてしまいましたね。写真は、エンパイアステートビルからの眺め、ハトさんたちが寒いのに、しかも83階という高さまで遊びに来ていました。2008年も明けたので、初日の出を見るべく、エンパイアステートビルに上りました。といっても3日の正午ぐらいだったんですが。初日の出じゃないですね‥ぜんぜん。
2008年の幕開けは、いい意味でも悪い意味でも、混乱に満ちた状況です。2007年の年末から世の中では騒々しい事件などが多発してますが、今年はどんな年になるんでしょうか。アメリカ経済は悪化しまくっていて、日本から送金してもらう側としてはありがたかったりするんですけど、個人的には、世界状況も含めて大方いい状況になっていくと思います。
と、勝手に言ってますけどね、アメリカでは今大統領選挙で盛り上がってます。ま、この件についてはまた別の機会に、ということで、私の2007年を振り返ってみます。
まず、学校卒業しました。
2年半かかっちゃいました。しかしまずは第一関門突破です。次の学校を卒業したら晴れて‥。
とにもかくにも母や他いろんなひとの応援と支えあってのことです。ありがとう。
「この歳にもなって」と落ち込むこともしょっちゅうですが、考えてもしょうがないので今できることをこなしていくのみです。「次がある」という緊張感もなかなかありがたいもので、「充実」ってのはこういうものなのかもと思ったりする今日この頃です。
2007年、新しいこともいくつか始めました。
まずEtsyを始めたのはまたひとつ世界が広がった感じで、7月に始めて半年で約50アイテム売れました。忙しすぎない調子で、あんまりお金にはならないんですが、それでも売り上げ金で新しい素材を買ったり、ちょっと欲しいものを買うくらいにはなるので、いい感じです。フィードバックも励みになるものばかりで、リピートするカスタマーもできました。
先日、Etsyのカスタマーから、「2月にカリフォルニアにセレクトショップを出すんですが、pear22のアイテムを置かせてくれませんか」みたいなメールをもらって、ついにリアルショップデビュー?となったんですが、条件が「月10アイテム以上で、そのぶんはネットで売らない」などちょっと条件が多かったので、辞退しました。他にすることいっぱいあってなんか忙しくなりそうだったし、ほんとに小売りで出すならもうちょっとマテリアル研究とかマーケティングとかしたかったので。でもうれしかったです。
2007年、もうひとつ特記すべきは、やりたいことが見つかったこと、ですかね‥。
去年の今頃は考えてなかったことが、今年形になります。次の学校での専攻は、言ってみれば将来の仕事を決めることにもなるんですが、これもEtsyを始めたことにもつながるかもしれません。
グラフィックデザインなんて、いままでまさに「想定の範囲外」だったんですけどね。
でも長い目でみて、やっぱりやりたいこと、面白いことをするのが自分だけじゃなくてみんなのためになると思ったので、これから好きなことをすることにします。なので2008年、とても楽しみです‥。自分にはやっぱりものをつくることが向いてるような気がします。まずは2次元の世界から(笑)。
面白いことに、「これがしたい」と決めると、自然と「それ関係」のひとに会えるもので、思ってもないところからありがたい出会いがあったりと、環境も変わるのはマーフィーの法則ですか。なにをするにも、「ひと」は大事ですからね。
ということで、2008年は、「夜明け前」の年になりそうです。
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まりあん。
http://nyk1404.exblog.jp/6885016/
2007-11-20T13:41:00+09:00
2007-11-20T13:45:48+09:00
2007-11-20T13:41:35+09:00
nyk1404
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急に「あれが食べたい」という感覚と同じく映画が観たくなって、夜中に近所のレンタルDVD屋に行って、カード作るのが面倒だったので中古のDVD3本買ってきました。そのなかのひとつがマリーアントワネットでした。ソフィアコッポラのあれです。去年見逃したので、とりあえずこれでも、って感じだったんですけど。
いやあ、つまんなかった。最後あたりまで。音楽とか華麗な衣装とかもまあ期待はしていたけど、途中からなんだかどうでもよくなって、とにかくキルスティンダンスト(マリー役)のアメリカ英語が周りのイギリス英語のなかで浮きまくりで(もともとこのひとの喋り方はどの映画でも個人的に好きじゃない。)、どんな感じでギロチンにかけられるんだろうかなんてどうでもいいことを考えながら観てました。
マリーアントワネットの生涯を描くなら、もっといいプロットがあったろうに、とソフィアコッポラに期待したことを半分後悔しながらとりあえず最後まで観たんですが‥。
観終わってから、何が言いたかったんだろうと考えているうちに、これが何かに対する警告みたいに思えてきて、もしかしたらソフィアコッポラ自身に対する警告なのかもしれないという気がしてきました。今の文化そのものに対する警告かもしれないし、「誰か」に対するものかもしれないし。要は、「つまんない」と思えた映画の大部分が、始まりと最後のひとことで意味が通るような気がしました。音楽も、相変わらずソフィアらしいけど、ニューオーダーとか80年代ものを使ってるあたりとか、文化的にかぶってる感じもするし。浮きまくり米語アントワネットもそれだけ意味があるわけです。
マリーがオーストリアからフランスにやってきて王妃になった当初に、儀式に始まり儀式に終わるみたいな王宮生活を"This is ridiculous!"(こんなの馬鹿げてる)と言うと、マリーの教育係みたいなひとが"This is Versailles."(ここはヴェルサイユですから)と諭す場面。どうでもいいことが誰かが決めたルールだけのために動いていく状況。「つまんない」っていうことが言いたかったんじゃないかと。ほんとにこれでいいのか?みたいな。
マリーアントワネットの寂しさとか、そういう要素も多分にあったのかもしれないけど、私はあんまりそこらへんは感じなかったなあ。キルスティンダンストのせいかも。
最後の台詞と終わり方はいいですね。ヴァージンスーサイズ、ロストイントランスレーション、そしてこれがソフィアコッポラの三作目になるわけですけど、余韻を残す終わり方、「終わって始まる何かが」みたいな彼女のセンスは好きです。
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Neti Pot
http://nyk1404.exblog.jp/6833506/
2007-11-13T14:52:00+09:00
2007-11-13T15:04:50+09:00
2007-11-13T14:52:48+09:00
nyk1404
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最近、巷で密かに人気のNeti Potを買いました。ネティポットとは、鼻洗浄する壷で、いわゆる鼻うがいというやつです。ヨガの一部としても使われているらしいんですが。さすがインドです。鼻うがいなんて。なんでも、インド人は歯磨きついでにやっているひともいるとかで。
私はもともと鼻が弱いというか、アレルギーっぽくて、季節の変わり目や乾燥する季節など、鼻がむずむずして多分ひとよりくしゃみの回数が多いんじゃないかと思います。花粉症ではないのでそれだけが唯一の救い‥。
使い方は専用のセットも売られていますが、基本的には生理食塩水(血液と同じ濃度の食塩水)を作って、このポットで鼻の一方から食塩水を流し入れ、もう一方の鼻から出すというものです。
このポット($20くらい)を買ったはいいものの、どうやって生理食塩水を作るのか分からなかったので、いろいろ調べた結果、250ccのぬるま湯に計量スプーンの一番小さいの(1/4 tea spoon)で塩を入れて作ることにしました。
実は私泳げないので、密かに水恐怖症(あの水が鼻に入ってくる感覚がダメです)なんですが、「生理食塩水だと痛くない」というのを信じて、おそるおそるポットを鼻にあてて‥。
すると片方の鼻から水が出てきました!当たり前だけどちょっと感動です。最初の2、3回は、頭の傾げ具合とかの調整が難しくて、水がそのまま口に出てきたり洗面台がびしょぬれになったりしたんですが、慣れると簡単。
このネティポットはセラミック製で、見た目なかなかファンシーなんですが、実際に事を行う姿はぜんぜんファンシーじゃないです。ていうか、あんまりひとに見せられるもんじゃないです。こんな感じ。
これ、でも気持ちいい。最初はどんな汚れが鼻から出てくるんだろうとちょっと不安半分期待半分だったんですが、そんなにドロドロ〜みたいなことにはなってなかったのでよかったです。やった後は鼻が通ってすっきり。次の日は心なしかくしゃみもあんまり出ない感じもするし、温かいぬるま湯でやるのがクセになる感じです。
YouTubeで、やっぱりあった邪道編。バカすぎてウケます。↓(注)汚いです。
http://www.youtube.com/watch?v=aQm7YpxgOnA
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多忙?
http://nyk1404.exblog.jp/6808887/
2007-11-10T13:46:00+09:00
2007-11-10T13:58:24+09:00
2007-11-10T13:46:58+09:00
nyk1404
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先日、友人からのメールでついに「ブログやめたの?」ときました(汗)。いやあ、やめたつもりはなかったんですけど、自分のパスワードも忘れかけるくらいになってしまってました。読んでくれているひと、ごめんなさい。
Etsyのほうはそこそこ順調に展開していて、なかなか楽しいです。作る売るだけでなく、いろんなクラフター&セラーとのやりとりや、気に入ってくれたひとからのメールなんかはほんとにうれしいです。
学校はあと1ヶ月程でついに卒業!アプライした次の学校からの返事はまだ来てないんですが、来学期からは新しい学校で本格的にやりたいことを始める予定です。道のりは長い‥。卒業までに2年半もかかってしまって、自分でも「私らしい」なんて思ってるんですが、とにかくあきらめなかったことは第一目標達成ということで、それもなにより母のおかげ、他いろんな方々の支えと励ましあってのことです。
この2年半の間にとにかくいろんな挫折を味わいまして。言葉の問題、成績が下がったり、時間の管理に苦労したり、他にも本当に頑張っているひとがいっぱいいるのに、と自分が情けなく思うことはしょっちゅうですが、なにはともあれ自分ができるだけのことをやるしかないですね。あきらめなければ、なんらかの形で次の道も開けるもんです。
来週ついに29になってしまいます、私。どうしよう!!って、言いつつあんまり気にしてないんですけど、それもやっぱり気にしてる場合じゃないというのが正しいです。ときどき、日本にいたら気にせざるを得ないのかな、なんて思ったりしますが、私の場合は、歳の問題以前にdeviantなので、、、やっぱりしょうがないかな。
NYは短い秋も終わり、そろそろニット帽が必要な感じです。先週daylight saving(サマータイム)が終わって、日本との時差が14時間になりました。
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フェイスクリームを作ってみる。
http://nyk1404.exblog.jp/6214438/
2007-08-27T12:50:00+09:00
2007-08-27T16:08:01+09:00
2007-08-27T12:50:44+09:00
nyk1404
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まず必要なのがエマルシファイイングワックスという乳化ワックスで、これとホホバやアーモンドなどの植物性オイル、それから水を一緒に湯煎にかけてワックスを溶かします。水の量を増やすと乳液になり、減らせばクリーム状になります。それに保湿材のグリセリンや他のオイル、スキンケア効果とアロマ効果のためにエッセンシャルオイルなどを加えて基本的なフェイスクリームの出来上がりです。
最初にネットで拾って来たレシピでは、ラノリン(羊毛から取れるオイルで、口紅などの滑りをよくしたり、クリームの伸びをよくするために使われる)を使ったものだったので、その通りに作ってみると、仕上がりはまさに美味しそうなクリームができたんですが、顔につけるにはラノリンのなんともいえない動物系の匂いがエッセンシャルオイルの香りを台無しにしていて、さらにオイルのギトギト感がすごくて使えるものじゃなかったので、ボツ。ラノリンを使わないで作ってみたら、香りはよかったんですが水の量が足りなかったのか、固すぎるクリームができて、顔に塗るのにすごい力を加えなければのびない‥。
試行錯誤の上、ラノリンに替わる材料はないかと調べてみたところ、キサンタンガムというパウダーがクリームを滑らかにしたりジェル状にするのに使われたり、ドレッシングのとろみをつけるのに使われるというのがわかり、さっそくオーガニック専門ののスーパーへ。ほんの少ししか使わない割に小麦粉の袋と同じくらい入っていて、12ドルと全ての材料のなかで一番高くついたんですが、これがあれば!と速攻キサンタンガム入りクリームを制作。
できましたよ、極上クリームが。
ラヴェンダーとジャスミン、ベルガモットのオイルを加え、さらに引締め作用を狙ってウィッチヘーゼル(ハマメリス)エクストラクトを加えて、やっと使えるクリームができました。感動〜。
今の季節はまだそこまで乾燥しないので、グリセリンの量を控えめにして、冬はしっとりクリームを作ったり、少し固めにしてハンドクリームにしたりしようと思います。
クリームを作るのにかかる時間は15分もかからないので、材料が揃えば本当に簡単にできます。基本の作り方と材料の本質がわかればバリエーションも増えるし、何より何が入っているのかわかっているので安心、それに市販のものを買うよりリーズナブル。保存剤を使わないので長持ちしないのが難点ですが、2、3週間で使うというのも新鮮さがあって良いんじゃないかと。
参考にしたサイトは以下の通り。
http://www.easyhomeremedy.com/natural_skin_care.html(英語)
http://www.womanjunction.com/topic/skincare/moisturizing/homemade-moisturizer/(英語)
http://www.makeyourcosmetics.com/recipes/index.asp?cat=lotions(英語)
http://saezuli.jp/(日本語)
http://www.coco-essentiel.jp/recipe.html(日本語)
関係ないんですが、このクリームを入れたり、化粧水を作るための容器などを買いに行ったとき、こんな変なものが。
すごくチャイニーズのにおいのする「はるかによい」という商品名、裏のシールには意味不明な文章が載っていました。「超安全な上」って文章になってないし。旅行のために完成しなさい?頭痛。JAPAN DESIGNって、日本で作られたわけじゃないんですよね‥。
‥買っちゃったんですけどね。
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New York Aquarium
http://nyk1404.exblog.jp/6214104/
2007-08-27T11:44:00+09:00
2007-08-27T11:48:08+09:00
2007-08-27T11:44:26+09:00
nyk1404
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で、行ってみると意外と面白い水族館。みんなもっと水族館に足を運ぶべきです。こないだも友達に水族館に行って来たと話すと、だいたいが「魚見て面白いん?」という反応が大半でした。みんな間違ってます。
このNew York Aquariumは、コニーアイランドというビーチのすぐそばにあって、けっこう大きな水族館です。入ってすぐにある大きな水槽にはいろんな種類の魚が泳いでいて、しばらく見入っていて癒されました。他にも大きな水槽が所々にあって、そこでは見た事もない大きなカメやサメが悠々と泳いでいて、ここでもまた癒されました。動物園と違って、次の種類を見るのに丘を上がったり長いこと歩くこともなく、海の神秘を感じさせるいろんな海の生物をすぐ近くで見ることができます。ピカチュウみたいな魚とか、タツノオトシゴとか、すごいイソギンチャクとか、アナゴの怖い顔も見れました。
屋外にはセイウチやラッコ、ペンギンなどもいて、イルカやオットセイのショーもしていました。セイウチはとても大きくてびっくり。セイウチの水槽は、地下に行くと水槽がガラス張りになっていて、泳ぐセイウチを見ることができました。知ってか知らずか、子供たちの前でガラスに何度もぶつかったりして行ったり来たり、子供たちも大喜びでした。傍らで、私は「こんな手も足もロクにない巨体に生まれたセイウチの前世は‥」と考えていたのでした。
クラゲも大きなものから小さなものまでいろんな種類がいて、暗かったのでなかなかいい写真が撮れなかったんですが、いっぱいクラゲの入った水槽は、それだけで神秘的です。透明な体がふわふわと泳いでいる姿はUFOみたいでした。食べるのも好きだけど、見るのも良い生物です‥。
サカナにもいろいろいるんですね〜。こんなのもいました。
New York Aquariumの駅は外から見るととても面白い建築でした。流線型の部分が魚や船を連想させます。
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この夏の‥
http://nyk1404.exblog.jp/6213883/
2007-08-27T10:54:36+09:00
2007-08-27T10:54:36+09:00
2007-08-27T10:54:36+09:00
nyk1404
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NYは今年の夏はあまり猛暑の日がなくて、大雨が降ったりブルックリンにトルネードが起こったりなんだか異常気象の感の強い夏だったんですが、最近のグローバルウォーミング(地球温暖化)がよく取沙汰されるこの時期にタイムリーな映画を観ました。Arctic Tale(邦題「北極のナヌー」)は、あの「皇帝ペンギン」のスタッフが作った映画という触込みで、シロクマや北極の動物たちの生態を追ったストーリーです。あのクヌートブームの影響もあったんでしょうが、さすがに子グマはかわいかったです。子グマだけではなくて、セイウチの家族とか、イルカやクジラなども登場して、映像もきれい(というか壮観)だったし、夏にぴったりの映画です。
こっちではディスカバリーチャンネルなどで「よくこんなの撮れたな〜」という映像が見れるんですが、この映画でもそんなシーンがてんこ盛りで、クルーに感心してしまいました。
「皇帝ペンギン」には劣るというレビューが多くて、第二作というレッテルが否めない感があり、グローバルウォーミングの問題も所々出て来て、意図的な感じもしましたが、個人的には動物好きも手伝っていい映画だと思いました。
「皇帝ペンギン」は、日本で観てアメリカでも観たんですが、面白かったのは音楽や演出、ナレーションが日本版とUS版では違っていて、このArctic Taleもおそらく日本版ではなんとなく繊細な音楽とか使っていそうで、それはウェブサイトのトレイラー(予告版)でも明らかでした。
US版ウェブサイト↓
http://www.arctictalemovie.com/
日本版ウェブサイト↓
http://www.nanu.jp/
夏は大作映画やアクションものが多くて、それはそれでいいんですが、こないだ観たこの映画もなかなかよかったです。This Is Englandは、フォークランド戦争や失業率の増加などが問題だった80年代のイギリスで、戦争で父親を失った12歳の少年が、何の楽しみも見いだせない毎日から、パンク集団に加わって大人の世界を経験するというストーリーで、この12歳のショーンという少年が味があって心に残る演技をしています。インディーズ映画はだいたい面白いものが多いと思うんですが、これもいい映画だと思いました。音楽もよかったです。終わり方はなんとなく物足りない感じもしたんですが、それもひとそれぞれの感じ方によるのかもしれません。
This Is England ウェブサイト(UK)↓
http://www.thisisenglandmovie.co.uk/
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こんなことを始めました。
http://nyk1404.exblog.jp/5898047/
2007-07-16T13:52:00+09:00
2007-07-16T23:57:55+09:00
2007-07-16T13:52:32+09:00
nyk1404
未分類
Etsyというサイトがあるんですが、最近これにハマってます。このサイトは「手作り」がテーマでつながるコミュニティのようなサイトで、ハンドメイドのものを売ったり買ったりする、わたし的にはかなり面白いサイトです。絵とか服、アクセサリーや化粧品、クッキーに至るまでとにかく手作りのものならなんでもありなのです。アメリカがほとんどですが、基本的には世界中の人たちが利用しているサイトで、サインアップすれば買ったり売ったり、自分のページを作ることができます。オーダーも簡単で、こっちではクレジットカードを持っててオンラインショッピングする人ならたいてい持ってるPayPalのアカウントが使えるので、よく考えられたシステムです。
しばらくはこのサイトでいろんなものをオーダーしたりしてたんですが、あるとき友達のSimonaに誕生日にピアスとネックレスを作ってあげたら、「私の友達に編み物がすごく上手な子がいるんだけど、ストリートで売ったりしてるんだよ。あなたも売ってみたらいいのに」と言うので、そのときは「いやいや、趣味だから売ったりする気はないんだけど」と軽く流していたのです。が、いろんな友達にいろいろ作ってあげたりするたびに、「売ったらいいのに」となぜか私の周りは商売心のあるひとが多くて、私もだんだんその気になっていったのでした(笑)。
昔、eBayで売ってみようかなと思った時期もあったんですが、なんか面倒くさくてその気にならなかったのが、Etsyはなんだかブログのような感覚で自分の作った物を載せたりできるので、自分のページを作ることができるのは魅力でした。
「売る」ほうのページを作ることにして2ヶ月ほどEtsyセラーのいろんなページを見て研究したり、マテリアルを集めて作ってみたりして準備しました。好きなことをするというのは、本当に楽しいという実感があって、他に買いたいものも我慢してマテリアルに散財しても、苦にならなかったのは初めての発見でした。「買いたいものも我慢して」というのは私の場合レアですから‥。
自分の「お店」の名前を決めて、PayPalのビジネスアカウントを作ってお金を受け取れるようにセットアップし、それぞれのアイテムの値段や送料を決めたりして、幼稚園のときにしたお店屋さんバザー(新聞でキャベツとかニンジンとか作って手作りのお金で売った八百屋‥)以来の「ビジネス」経験でした。
といっても一番面白かったのは写真を撮る難しさで、なんといってもビジュアルが大事だと思ったので、はじめは写真を撮るのにけっこう時間を費やしました。そして、お店の「看板」のようなバナーを作るのも楽しかったです。(Adobe Illustrator初体験。)
初めて売れたときには、なぜか自分でもびっくりして、売れてちょっとでもお金が入ったのもうれしかったですが、知らないひとに(知らないひとの生活に)自分の作ったものが受け入れられていく感覚がなんだか不思議で、箱に入れて宛名を書いて、郵便局で発送するのもどきどきして、面白い経験でした。
「売れたよ」とSimonaに報告すると、すごく喜んでくれて、さっそく彼女のブログで宣伝してくれるという親切さ。自分のブログにもまだ載せてないというのに‥(汗)。
これから少しずつでも定期的にアイテムを増やしていく予定ですが、さしあたって「お店」のセットアップも一通り済んだので、また「作ること」に没頭することになりそうです。
「お店」の名前についてはprofileで(かなり)軽く触れています。(profileも充実させないとなあ‥)
→ pear22.etsy.com
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July Fourth のスイカ
http://nyk1404.exblog.jp/5897479/
2007-07-16T12:09:00+09:00
2007-07-16T12:10:19+09:00
2007-07-16T12:09:07+09:00
nyk1404
未分類
早いものでもう7月も半ばです‥。7月といえば7月4日の独立記念日なんですが、今年は夕方から雨が降って恒例の花火も危ぶまれたんですが、なんとか敢行してくれました。
今年も一応花火見に行きましたが、やっぱり日本の花火が一番です。写真も撮ってみましたが、なかなかきれいに撮れず‥。というか、前のおじさんの頭のほうが光ってましたね。立派。
残念だったのは、コニーアイランドで行われたホットドッグ早食い大会で小林さんが優勝しなかったことです‥。なんでも、あごの調子が悪かったとかで、こっちのメディアでも、アメリカ人が優勝したことよりも小林さんが負けたことが強調されてたようです。
周りは一応夏休みなんですが、私はサマーセッションのクラスを取っていて、独立記念日どころじゃなかったので、あんまり盛り上がりませんでした。バーベキューしたりしたかったんですけどね。とまあ、7月4日のことなんか忘れかけた頃、道を歩いていてこんなものを見つけました。July Fourth のスイカです。 すごい。ハロウィンのかぼちゃのランタンみたいに彫ってます。アメリカの国旗とか自由の女神とか、花火もきれいに彫れてますね。こんなのは初めて見たのでちょっと感動しました。中身はその日に食べたんでしょうか‥。いいな〜。ちなみにスイカって、ジュースにするのも好きです。学校の友達(スリナムの子)はスイカの皮と赤い部分の食べ残しの部分をポークチョップと一緒に煮込んでスープにするとおいしいと言ってました。興味はあるけどあんまり試したくないような感じですね。
ところでこのスイカの彫刻は、なかなかアーティスティックです。来年ちょっとやってみようかな‥。
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The Enigma of Kasper Hauser
http://nyk1404.exblog.jp/5693080/
2007-06-23T02:55:00+09:00
2007-06-23T03:00:36+09:00
2007-06-23T02:55:12+09:00
nyk1404
未分類
邦題ではカスパーハウザーの謎という、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の映画をDVDで観ました。カスパー・ハウザーとは、1826年にドイツで見つかった捨て子で、見つかった当時16歳くらいだったそうですが、ほとんど口も利けず、長いこと地下牢に幽閉されて、パンと水だけ与えられ、虐待されるなど人間的な生活を送ることのできなかった少年です。彼の出自は未だに謎に包まれていて、様々な憶測を呼び、暗殺された事実も加えて伝説的な存在になっています。
カスパー・ハウザー → ウィキペディア
異常な状況で育った人間といえばアマラとカマラとか、狼に育てられた少年とか、ジニーなんかが有名ですが、幼少時に普通の社会生活を送るための刺激や教育を受けなかった人間は成長してからの「回復」は不可能か困難です。このカスパー・ハウザーも16歳で見つかった時点で筋肉も十分に発達していなくて、映画の最後でも、解剖の結果、脳も正常に発達していなかったことがわかります。
この映画を観るまで、カスパー・ハウザーという存在を知らなかったんですが、ヘルツォーク監督のこの映画はしばらく心に残りそうです。ブルーノ・Sというミュージシャンでアーティストの俳優も素晴らしくて、ちょっとブレア首相に似てるんですが、純真なカスパーを演じるのにハマリ役だと思いました。
美しすぎる映像や音楽も印象的で、哀しいです。
有名な「エレファントマン」同様、「人間とは何か」みたいなテーマでもあったりするんですが、人間とは何かと考えるのは同時に社会とは何かということでもあって、カスパー・ハウザーの言葉や道理は時に洗練とか慣習の不合理や愚かさを提示してるようでもあります。ドラマティックな展開とかシーンはほとんどなくて、淡々と進むストーリーと随所に笑えるカスパーの言動などにヘルツォーク監督のユーモアが伝わってきます。哀しいと言えば哀しいですが、映画を見終わったあとの余韻は心にじわじわと沁み入るような清涼感でした。
ヘルツォーク監督はドキュメンタリー映画で有名で、個人的には2年ほど前にヒットしたGrizzly ManやThe White Diamondしか観たことなかったんですが、どれも「あとでじわじわ」な映画です。この75年作の「カスパー・ハウザーの謎」は間違いなく名作(私的に)で、他の作品も観てみたくなりました。
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つぶやき。
http://nyk1404.exblog.jp/5645773/
2007-06-18T01:46:00+09:00
2007-06-23T00:21:07+09:00
2007-06-18T01:46:23+09:00
nyk1404
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こないだCD屋でぶらぶらしていたら、すごいCDを見つけてしまいました。いきなりJapanって書いてあって、サブタイトルがTHE GREATEST SONGS EVERです。あのバンドのベストじゃないってことぐらいはわかりましたが。そんな日本を代表するこれ以上ないっていういい曲はなんだろうと思って裏返してみると、坂本九はしょうがないにしても、三輪明宏とか島倉千代子とか、なんとピーナッツ!なんかが入っていて、かなり微妙な感じがしました。ミルヴァって誰だ?19の春?いくえあさざきって?知らない私は日本人じゃない?とにかく、誰が選曲してるんですかね。この選曲でコアな感じがしないのもかなり微妙です。
このCDの横には同じようなコンセプトでブラジルとかフランスとか他の国々や地域のコンピレーションCDが並んでいて(同じような選曲加減かな)、それぞれ代表する食べ物がジャケットに描かれています。フランスのぶどうとか、スペインのオリーブとか。で、日本は、、、桃ですか‥。あああ、わかるようなわからないような、、超微妙です〜。微妙と言えば、こないだ友達(日本人)に、「微妙」という言葉を使うのをやめろと言われました。わけがわからないから、と。微妙って言われてもこっちが微妙、って感じなのを理解しました。でも、便利な言葉よねえ。なにかと。
アマゾンで見つけました→Japan
きな子
きな子という警察犬訓練中のわんこがいるそうです。ね。
3回不合格の見習い犬「きな子」の奮闘 MSN毎日インタラクティブ
あのなつかしいハルウララといい、こういうダメ系存在は心をなごませます。特に日本人はこういうの好きですよね。自分よりダメな存在があると安心するというか‥。あ、ちょっと嫌味っぽい?ハルウララだって、「がんばれ」って言ってる裏では実際に勝っちゃうと速攻忘れられていたに違いない。しかしとにかく、きな子かわいい。「バカな子ほどかわいい」の典型ですね。
きな子のホームページ(丸亀警察犬訓練所)を見てみました。
http://www.marugamedog.com/index.html
自分の犬舎も間違えるそうです‥。こういうのを英語では"retarded"=「知能遅れ、脳が足りない」といいます。
ZEN 24/7
ちょっと面白い本を買いました。Zen 24/7: All Zen, All the Timeという、日系アメリカ人のフィリップ・トシオ・スドウさんというひとの本です。生活のひとコマひとコマを禅の精神を取り入れた発想で描いていて、Zen Phone Ringとか、 Zen Toilet、 Zen Cooking、 Zen Soda、 Zen Dishwashingなど、なにげない日常の動作や物事ばかりです。何かを「する」ということ自体に常に注意を払うとか意識するということと、普段無意識にしている動作の大切さを繰り返し言っていて、忙しい日常のなかで文字通り立ち止まって自分を見つめるのに良い本だと思います。作者はこの本の出版直前に胃がんであることがわかって、「がんであることが分かった今、なおさら禅の精神で生活に望むことの必要さを感じる」と言っています。
それぞれのトピックが1ページとか1ページ半くらいで、書かれている英語も比較的簡単でシンプルなので、電車の中とかでパラパラっと読むのにもよいです。単調な毎日に退屈ってときに‥。]]>
Bronx Zoo
http://nyk1404.exblog.jp/5534291/
2007-06-04T16:27:00+09:00
2007-06-04T20:04:35+09:00
2007-06-04T16:27:15+09:00
nyk1404
未分類
ファイナルも終わったので、晴々と短めのバケーションを楽しむべく、学校の友達で今学期で卒業するSimonaと、動物園に行ってきました。NYには4つほど動物園があるのですが、そのなかでも一番大きいのはブロンクスにある動物園で、マンハッタンの下の方から電車で30分くらいのところにあります。前回行ったのは5年ほど前だったので、水曜日は通常14ドル(大人)の入園料がドネーション(寄付)価格になると聞いて、行ってみることにしたのでした。ドネーションなので、いくら払ってもよいということで、ふたりで1ドル払いました。 入ってすぐに迎えてくれたのはラクダでした。子供たちが列をなしてラクダに乗るのを待っていました。ああ、楽しそう‥。みんな笑顔。朝の空気と子供たちのははしゃぎ声にこっちまでわくわくしてくるのでした。子供たちを乗せてゆったりと歩くラクダたちのどことなく得意気な表情がおかしかったです。写真を撮られる男の子も、ほんとにうれしそう。 いいなぁ〜。しかしそこでラクダの列に並んでいるのは時間がもったいなかったので、次へ。
Bronx Zooは森のように大きいので、全部歩いて回るとまず足が疲れてギブアップする可能性が高いです。私たちも1/3回らないうちにかなり疲れてしまってました。それでも、ふだん見ない大自然のような大きな空間と動物たちに満足なのでした。園内を走る循環車もあるんですが、やっぱり歩いて回った方が楽しめます。 動物以外にも、鉢植えでない花や木が、きれいでした。そして、道ばたにひょっこり現れるリスやウサギ、キジなんかも動物園に棲んでいて、柵の外でも動物に遭遇するのでした。午後は動物たちのほとんどが寝ているので、午前中に行ったのは正解でした。10時に開園なのですが、8時くらいに行ければよかったです。
Bronx Zooには特に珍しい動物がいるというわけでもないので、動物園自体、観光で行くようなところではないと思うんですが、面白かったのは、園内を縦断するSkyfariというケーブルカーでした。3ドルで反対側のエントランス近くまで行くもので、上から見下ろす動物たちや、遠くに見えるマンハッタンのスカイラインが印象的でした。 ハゲタカやコンドルは、とても大きくて、間近で見ることができて感動したのですが、そのときはちょうど餌の時間でした。何を食べるんだろうと思ったら、、、ネズミ!しかも白くてかわいい‥。どうみても餌用に育てられてるようで、既に死んでるネズミですが、岩の上に横たえられた死体がなんとも痛々しいのでした。それをハゲタカがくわえて‥。ひとのみにしたのかつついて食べたのかは知りません‥。昔ハムスターを飼っていたので、ちょっとショックでした。ネズミ飼ってるひともいれば餌用に育てるひともいるわけですね‥。
今回発見したお気に入りは、puffin。日本語ではツノメドリというそうです。海鳥で、ペンギンとカモメを足して2で割ったような風貌です。同じ鳥でもかなり害のなさそうな顔です。 屋内の水槽にいて、ガラス越しだったので水しぶきのせいできれいな写真が撮れなかったんですが、憎めない顔をしていて水にぷかぷか浮いているこの鳥たちに一目惚れでした。鮮やかなコントラストとかわいすぎる顔つきが、「にせもの」っぽくて、ディズニー映画に出てきそうな勢いですが、パフィンという名前がまた「そんな感じ」な鳥なのでした。 ]]>
ユニクロ in NY
http://nyk1404.exblog.jp/5533381/
2007-06-04T13:09:00+09:00
2007-06-04T13:30:10+09:00
2007-06-04T13:09:04+09:00
nyk1404
未分類
去年の秋頃Sohoにオープンした話題のユニクロについに行ってきました。オープンしたては日本人とか多そうで、なんとなく行く気がしなかったのですが、たまたまふらっと入ってみると、何かと面白かったユニクロでした。
日本のユニクロが今どんな感じになってるのか知らないんですが、こちらのユニクロはマーケティングとかに力を入れてそうで、「がんばってる」感がありました。周りの日本人以外の友達に聞かれる度に、「日本のGAP」と答えていたので、ある意味的外れじゃないけどGAPよりは遊び心があって面白いと思います。アメ人受けしそうな日本っぽさで。それにこっちのGAPよりも安いです。
素材はユニクロって感じですが、ゴジラ(松井じゃなくて)のTシャツとか和風デザインのTシャツとか、なにげに意識してる感じでした。
フリーのカタログにも凝っていて、大判の雑誌っぽく作ってある「uniqlo paper」など、がんばってるのがひしひしと‥。店内には日本の本なども商品として置いていて、家紋帳なんてのもありました(汗)。(コレ→家紋帳)タトゥーのデザインにでもどうぞって感じでしょうか‥。アメ人的には"Cool!"なんすかね。 実は以前、同じSohoでもちょっと奥まったところにこじんまりと店があったユニクロ、見つけたときは「おぉ!ユニクロがこんなところに!」とちょっと感動したもんですが、今回はBroadwayの「激戦区」にどかんとオープンさせたわけです。店内の感じもがらっと変わってます。オープン前から地下鉄の駅とかに広告とか張り出したり、雑誌や新聞にも掲載されたりとかして、広告にはそれなりにお金はかけてたみたいです。今でもユニクロの袋を持ってるひとをちょくちょく見かけるので、イイ線行ってる感じです。ユニクロ、がんばれ。 (このサイケで沖縄ちっくなデザインはもしや鯉のぼり?)
ところで最近、ミスユニバースで日本人が優勝して、なにかと話題になってる(?)みたいですが、私はバイト先で初めて聞いて、「あれ、それ去年の話?」って思った次第です。去年は知花くららさんが2位だったんですね。で、今年は森理世さんて人。どうなんでしょう。ミスユニバース自体、超時代遅れ!って思ってたんで、あ、まだやってたの‥ってある意味びっくりしたんですけど、この段になってさらに胡散臭さ倍増ですね。だって、なんか美しくないし。そのアイデアも参加者も。ま、あくまで個人的偏見ですけどね。日本人が優勝してもあんまりうれしくないのがちょっと寂しかったりもしたんですけど。日本人のミスユ優勝よりも毎年恒例コニーアイランドのホットドッグ早食い選手権で小林さんが優勝するとか、ちょっと古いけどパフィーがこっちでちょっと人気とか、そっちのほうが個人的にはうれしいです。エアギターコンテストで日本人が優勝するともっとうれしいです。
日本でのミスユ代表の選考基準を外国人受けしそうなアジアンビューティにしたのは、選考委員のフランス人の女性だそうです。「これまでの”かわいい”だけの美は時代遅れ。強さを持った美しさを打ち出すべき」だとか。‥どうでもいいや。しょせんお金で動く「美」の世界で、ユニバース=普遍的な美を決めること自体矛盾してるってみんな分かってるでしょ。ちなみにちょっと笑ったのが、YouTube でその今年の優勝者が、メキシコの会場から出たときの様子を見ていたら、森さん、(おててのしわとしわをあわせて)合掌してましたよ。「あんた、タイ人かい!」とツッコミたくなりました。
ミスユニバースで優勝すると、1年間ニューヨークのコンド(トランプの?)にフリーで滞在して、エイズ撲滅とか、世界を回ってチャリティとかに貢献するらしいです。日本のミスユ、がんばれ。その美しさでエイズ撲滅させてください。
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