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なぜか紐育



7年ぶりのTOEIC

別に日本に帰らなくても受けられるのだけど、なんとなく、日本で2回目を受けてみようと思って受験したTOEIC。スコアは1ヶ月くらいしてから郵送されるので、NYに帰ってから実家に届いた。母から電話があって860点だったと聞いたとき、「なんだかな‥」と思ったのは、こっちに5年もいながらそのスコアってのも、、というのが理由で、根拠はないけど本音のところは880くらい欲しかったのです。欲を出せば900くらい‥。あ、こっちが本音か。

7年前に初めて受けたときのスコアが580で、2年前に受けたTOEFL(CBT)のスコアを換算すると750くらいなので、それに比べると進歩はしてるわけだけど、なんかちょっと物足りない感があるのは否めないのです。
今回は受験前に多少勉強したにも関わらず、リーディングのセクションで時間が足りなくなり、最後の2つの設問、つまり6〜8問くらい読めなかったのがかなり悔しかったので、やっぱりちょっと納得いってないわけです。リスニングは時間配分を考える必要がないのですが、リーディングのセクションで最初の文法問題を、小心者の私はダブルチェックなどして時間を使ってしまったのが大きかった‥。

それにしても、多分日本で860というスコアは、就職などの面で決して使えないスコアじゃないとは思うんですが、だからといって実際にこれで仕事できるのか?と考えると860取った私は英語ベ〜ラベラなわけじゃぁないし、いまだに学校の授業で苦労してる部分も大きくて、TOEICやTOEFLでハイスコアをゲットしたからといって英語に堪能とは言えないってことは身をもって知っているんです。もちろん、スコア低いと話にならないんですけど。それに、実際の会話で使われる英語は、やっぱり違うし。TOEICのスコアだけで仕事が見つかるってわけでもないけども、スコアが高くても使えるわけじゃないってことです。再び、スコア低いともちろん話にならないんですけど。
そもそもこういう試験は、慣れの部分が大きくて、だからみんな勉強したり何度も受験したりするんでしょうけど、本当に英語のコミュニケーション能力を問うということならば、まず日本語で(臨機応変に)何が言えるか、何が伝えられるか、そういうことのほうが大事なような気もします。ま、そこまで究極に考えたら英語勉強する気失せるような感じですね。
と、そんなことを考えていたら、似たようなことを思っている方たちの書き込みを見つけました。
http://www.ne.jp/asahi/english/toeic/toeic36.htm

ついでに、NYにいて思うのは、ここで生活してるひとたちのほとんどは(アメリカ人でも)、日本でまじめにTOEICの勉強してるひとよりもスコア低いような気がします。それくらい、いい加減+間違った英語が通ってます。

今回のスコアに落胆してるわけじゃないですが、どんな試験にしても同じように、今回ももっと英語力つけなければ!という気にさせられたのはよかったと思います。
ということで最近は意識して新聞を毎日読むようにしたり、(、、ていうか、今まで新聞読んでなかったのか、って感じですが)知らない単語をその場で調べるようにしたり、、英語の勉強を始めました。はい。そうです、今まで‥。
また1年くらいして再受験、900超える予定です。
あ、それから英検も受けます。1級ね。
ちなみに、参考書とか見てて思ったんですが、英検1級ってやっぱりTOEIC900より絶対難しいと思います。単語とか日常生活で使わないものも多いような気もするし。

ということで、最近妙に英語試験に興味を持ち始めた次第です。
# by nyk1404 | 2007-02-18 18:08

33度という寒さ

33度という寒さ_f0078586_1051778.jpg
ここ1週間ほど、異常に寒くなったNYです。ずーーーっと氷点下で、夜は明らかに冷凍庫より寒くなってます。朝、外に出るとあまりの「冷たさ」に、一瞬息ができなくなる感じです。ニットキャップから出た髪がバリッと凍って、駅に着くまでに泣いています。実際の温度も然ることながら、風が吹く日はとにかく最悪です。体感温度は一気に5度くらい下がります。顔が痛い痛い。学校は、ハドソン川の近くにあるので、学校の近くになると強風でみんな歯を食いしばって歩いてます。でもある意味、冬はこれでなくちゃ!と思ってたりします。雪が降れば少しは暖かいんですが、降れば降ったで後が大変。排水設備が充分じゃないので、至る所にあふれた泥水の水たまりを避けて歩くのが大変です。
でも家の中は暖かくて、外が寒いほど家の中はヒーターがフル稼働なので、Tシャツ一枚で過ごせます。

最近、取ってるどのクラスでもなぜか話題になるグローバルウォーミング(地球温暖化)、化学の教授は、大多数意見に反して、グローバルウォーミングは大した問題じゃないと言ってました。彼によると、客観的に確たるデータがないのと、政治的な側面が多分にあって、実際には地球の歴史の一部分に過ぎないらしいです。なんと。とにかく、真夏の暑さをこの寒さで中和できたらかなり経済的だと思うんですが。ソーラーシステムみたいに、夏の暑さを保存して冬に使ったりとか、冬の寒さを保存して夏に使ったりとかするシステム、誰か考えないですかね。

ところで、最近日本の教育の歴史にもいいところがあったのね、と思わされるのが、計量方式です。計量方式?合ってるのかな。cmとかkgとか。アメリカでは、lb(パウンド)やガロン、インチ、ヤード、マイルなどが生活のなかで使われていて、温度は°F(華氏)で通っているので、日本の感覚が未だに抜けない私は時々困ります。身長とかフィート、インチで言われても、、、みたいな。パウンドは、454gなので、約1/2kgで、比較的簡単です。というか、やっぱり生活の中で使う頻度の多いものほど覚えやすいですよね。で、温度は、最近は華氏表示を見ても違和感を感じなくなったんですが、華氏から摂氏に換算するには、おおまかに、華氏の温度から30度(32度?)引いて、それを2で割る。だから、冬に華氏で25度とか言っても、それは氷点下なわけです。夏に100度と言っても、、、まあそれは沸騰するほど暑いんですけど。
そこで、科学の世界では、計量は全て日本方式。日本方式というのは完全に間違ってるんですが、アメリカ人の学生は、この計量方式に慣れていないので、物理の授業でも化学の授業でも、最初のクラスではこの計量方式の説明でした。ちなみに、この統一化は、フランス革命の際、アカデミーフランセーズが、これが1m、これが1g、これが1L、以上。ということにして、今に至ってるそうです。
いつから日本がこの計量方式になったのかはわかりませんが、いまだに尺とか寸とか使ってたら、やっぱり大変だっただろうなって思います。世界の他の国々では、それぞれ独自の単位を使っているところもあるそうで。

そして今日の最高気温は33度でした。
写真は、ソーホーの道ばたで見つけた消火栓です。流れ出す水が凍って、美しい彫刻と化していました。
# by nyk1404 | 2007-02-10 10:50

6年目です。

6年目です。_f0078586_10524282.jpg

今回の帰省は1年半ぶりで、1ヶ月しか滞在できなかったのですが、自分的にはなかなかいい時間が過ごせたと思います。
そして帰って来たNYは、やっぱり寒かったです。異常気象で暖かい日が続いたりしてたみたいですが、帰った日には雪も降って、それなりにNYの冬らしくなっています。
荷物を片付けたりしている間にあっという間に学校も始まって、また忙しい生活に。そしてNY生活も6年目に突入してしまいました。
写真は、Fトレインの窓から撮ったブルックリンです。

日本では、1ヶ月しかいなかったこともあって、いろんな所に行ったりすることはあまり期待してなかったのですが、それでも別府や湯布院、熊本にも行く機会があって、前から気になっていたレストランに行ったり、食べ物もかなり満喫することができました。

6年目です。_f0078586_11192354.jpgまず日本について無性に興味を煽られたのは、ウェンディーズのあんバーガー。
京都の街を歩いているときにたまたま見つけたあんバーガーの立て看板は、福岡に行く飛行機の中でもずっと頭に残るほどで、絶対に日本にいる間に食さねば!ということで、食べてきましたよ、あんバーガー。
何が怖かったかと言えば、それが「チーズ入り」だったことに尽きると思います。チーズとあんがどんな具合にマッチするのか、、、さらに、写真にある一番下のマヨネーズみたいな具はなんだ?!とか‥。
しかし、案ずるより産むが易し。食べてみてけっこう美味しかったので安心しました。チーズが、バターのような塩加減を演出していて、意外とあんと好相性。下のマヨネーズみたいな具は、ゆる〜いバタークリームみたいな、微妙に甘いクリームでした。私的には全然イケる味です。
120円と安いので、コンビニとかで売っても、、私は買います。

そして、今回行ってみて良かったと思った場所のひとつは、友泉亭公園。
6年目です。_f0078586_1157013.jpg
黒田藩藩主の別邸だったというこの日本庭園は、うちの近所にありながら今まで一度も足を踏み入れたことがなく、中がどんな風になっているのかも知らなかったのですが、今回行ってみて、うちの近所にこんなところが!と、ちょっと感動するほどきれいで広かったのでした。
入園料は200円で、300円で抹茶とちょっとした(本当にちょっとした)お菓子を出してくれます。コイのエサは50円でした‥。
天気の良い日だったので、公園内を散歩するために来たような人たちもいて、冬で花もほとんど楽しめなくても、その景観だけでも200円なら、と思えるものでした。
6年目です。_f0078586_12233819.jpg
入場券売り場のおじさんも、中の事務所の方々も感じが良くて、聞けば花のこともいろいろ教えてくれそうな感じでした。春や初夏にはきっと壮観な眺めなんだと思います。
# by nyk1404 | 2007-02-01 12:29

ビザの更新と冬休み(そのに)

ホテルでチェックアウトしたあと、京都にいる友達と会うという母と、阪急電車に乗って終点まで行き、高島屋でお昼を食べたあと、別行動で私は街を歩き回ることにしたが、とにかく時間がなかったので、見るものも見れず、すぐに大阪に戻り、伊丹から福岡に帰ってきたのだった。さすがに長旅は疲れたけど、最初に行った東京や、大阪・京都でももっと時間があればよかったのに、と本当に残念です。金閣寺も見たかったし、ここが大阪!ってところには行けなかったし。

しかしとりあえず久しぶりの福岡、今回の帰省の目的も一応果たしたし、今度はいつ帰って来れるかわからないのでゆっくりしようっと、、、と思いつつ荷物の整理も終わったころ、

ビザがきました。

はやっ。27日に面接で、30日に来ましたよ。この速さ、アメリカらしくないです。郵便屋さんの持ってきてくれた、あの見覚えのあるエクスパック500にサインして、どきどきしながら破って開けると、パスポートがビザのページで開かれて入っていた。見ると"Cancelled Without Prejudice"・・・キャンセル・・・って、え、ダメだったということ?!と一気に動悸が早くなり、り、理由は、理由はなにっ!と一緒に入っていた書類をバサバサやっていると、新しいビザが別のページに貼ってあるのに気づき、またまた別の意味で動悸が早くなったのでした。日付を見ると、それは5年のビザ。3年で申請したのにまた5年くれるなんて。この感動は(日本の)大学合格したときより大きかったです、はい。

ビザごときでなんでこれほどまでに一喜一憂しなければいけないのか、理由がなくもないのですが、とにかくもう5年もいることになってしまったというかすかな脱力感と、ビザが与えてくれたこれからの数年に思いを馳せて、またがんばろうという気にさせられたのでした。
ありがとう、領事館のひと・・・(謎)。
# by nyk1404 | 2007-01-22 00:34

ビザの更新と冬休み(そのいち)

あ~、何ヶ月ぶりでしょうか。しかも年が明けてからこんなに経ってNYに帰る直前に更新するのもなんですが、この冬休みは日本で文字通り骨休めをして、これからまた新年がんばれそうです。

なんだかんだ言いつつ怒涛の秋セメがクリスマス直前に終わり、あんまり納得の行くセメスターではなかったものの、今回はビザの更新というちょっとした一大事のために色々と奔走し、どうにか25日、クリスマスの飛行機に乗ることができ、26日には1年半ぶりにニッポンの土を踏んだのでありました。

ビザの更新、かな~りナーバス。今回は、5年前の前回にはなかった面接もあったので、一体どうなることやら、と・・・。領事館なるものに足を踏み入れるのも初めてだし。
いろんなことを言うひとがいました。最近はビザの更新かなり厳しいとか。大学行ってても取れないこともあるとか・・・。要求されてない文書、たとえば教授の推薦状とか、帰国後の就職先のレターとかを提出しないといけないとか・・・。一方、取れないはずないじゃんという方々。しかし、いくら厳しかろうとそうでなかろうと、結局のところ取れるか取れないかという0か10かという状況、必要書類をこちらなりに丁寧に作成して提出する以外、心配してもしょうがない気もして。とか言いつつ、なんで学生ビザが必要なのかという意志表明&ビザちょうだいレターは、面接当日の朝書いて仕上げたりする始末だったんですけど。
親の残高証明は、親の都合と時間の関係上、面接前日に、大阪で落ち合い持ってきてもらうことになってたので、それはしょうがないとしても、自分でもけっこうハラハラな準備具合でした。

そして面接当日。

朝9時にホテルを出て、母とタクシーで西天満の大阪総領事館へ。そのタクシーの運ちゃんが、いかにも大阪ノリのおっちゃんで、私的にかなりツッコミたかった・・・けど、なにげにナーバスな私はひたすらおとなしくしていたのでした。
母と領事館に着き、現地には並んでいるひとが20人ほど。みんな、エクスパック500(必要な提出物。これに入れられてビザとパスポートが郵送される。)を小脇に抱えて。じゃ、この近くの喫茶店かどこかでコーヒーでも飲んで待ってるからね、と言って去る母。なぜか受験生の気分・・・。外は雨の降りそうな曇りの冬空で、そーいや、大学受験の日の朝も、こんな天気だったなあと思い出したりするのだった。

列に並んでしばらく外で待たされた後、4,5人ずつ中に入り、セキュリティチェックを受けてエレベーターで4回に上がる。するとそこにはまた長い列があり、3,4つある窓口で、それぞれ提出書類のチェックを受けていた。20分以上並んで、ようやく私の番になり、担当のおばちゃん(日本人)に書類を渡す。この神経質そうなおばちゃんは、現行のビザを見るなり、「もう5年もいるの?」。はい、としか答えようがなかったが、そのなんとなく無神経な言い方が、、、さわる。「じゃ、今回の更新で、8年もいることになるのね?」(も、ってなに、「も」って。)「はい、そうですね・・・。」そこで返されるはずはないのはわかってたけど、なんかどきどきじゃないですか。
書類のチェックが終わり、2階で面接を受けるように言われたので、階段をおりて2階に行くと、そこにまた長い列が。しかし今度はけっこう早く進んでいる様子。2つしか窓口がないのに。って、え、窓口?何も知らない私は、面接って個別に部屋に呼ばれて、はいどうぞ、お座り下さい、みたいな面接を思い浮かべていたんです。なんだ~、こんなん~。しかも、その2人の面接官は、どっちもアメリカ人だったが、日本語もそこそこ流暢らしかった。

で、私が呼ばれたのは歳のいったほうの面接官で、こちらはまず"Good morning."と笑顔で行きます。挨拶は大事ですからね。
聞かれたのは2つだけ。
まず、「何勉強してるの」と聞かれ、「今はリベラルアーツを専攻していて、全般的になんでもやってますね・・・」、そして面接官は書類に書かれた学校の名前を見るや、なぜかニヤっと笑い、「この学校好き?」と聞かれたので「はい、いい学校ですよ、大きいし。」と答えた。「かなりいろんな分野の揃った学校だって聞いてますよ。じゃ、そこに指を当てて指紋を取ってください。1週間以内に新しいビザが郵送されます。Have a good year!」。
そ、それだけー?!不安半分うれしさ半分でThank youと言って窓口を離れた。
なんか・・・あっけなかったけど、とりあえずすることは終わったので、喫茶店でコーヒーを飲んでた母とタクシーでホテルに帰ったのでした。
# by nyk1404 | 2007-01-21 03:28


ついにNY6年目・・。

by nyk1404
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